貸別荘バケーションレンタルにおける開業費用・初期投資額をまとめました。
私たちの直営施設の中で、比較的初期投資額の軽いケースをご紹介します。

ケース１：円形建物の貸別荘

1棟当り年２，０００万円を超えるプライベートプール付き円形建物の貸別荘事例です。

全体外観や室内は以下の写真の通りです。

1棟につき初期投資で約４，６３８万円かかっています。

建物費の中にはプール工事費約６００万円、浄化槽工事７８万円なども含まれています。
開業準備費の中には旅館業許可３０万円、ＢＢＱコンロ１０万円などが含まれています。
詳細について知りたい方は、お問い合わせください。ZOOM等を使って、ご案内します。

こちらの事例は既に宅地化された別荘地に建築しました。
山林や原野を開発する場合、別途で造成工事や舗装工事、雨水対策工事が必要になるでしょう。
また今回の土地は平坦地であり、ウッドデッキや建物基礎工事は一般的な単価を採用しています。
また温泉の配管工事や温泉タンクや取り付け工事は除外しています。
冬の集客を考えると、温泉の採用はおすすめです。
温泉設備のイニシャルやランニングコストが過大にならないよう、私たちは運び湯による温泉施設をお勧めしています。

この事例で採用している円形建築物は私たちが勧める貸別荘の中でも投資回収が良好です
円形建築物自体は高級仕様ではありませんが、プライベートプールやBBQスペースを別途に建築する集客に強いモデルであり、運営時の投資回収の目安は4～5年です。

公式サイトのURLについて
下記に当施設の公式サイトのURLを掲載しました。参考にしていただければと思います。

ケース２：コンテナを活用した愛犬同宿型の貸別荘

2つ目の事例はコンテナを活用した愛犬同宿型の貸別荘の事例です。

約１，０００坪の敷地に１棟だけ。贅沢な貸別荘施設であり、広大なドッグランがウリのバケーションレンタルです。
2023年春に開業。オープンと同時に半年先まで予約で埋まりました。
5ヶ月連続で１００％稼働。この流れで推移すれば、年商２，５００万円は堅いでしょう。

建物費の中にはコンテナユニット5基１，１００万円や輸送費１００万円が含まれます。
開業準備費の中には家具家電１８０万円などが含まれます。

コンテナは安く建築できるイメージがありますが、基礎工事や電気工事、給排水衛生設備工事などが別途必要なため、結局のところ木造建築に近いコストとなります。
今回は収容人数を確保するためコンテナ5基使用した特別仕様ですが、安定的に年商２，０００万円以上の売上をあげる為には広さの確保は不可欠です。

土地取得費は１，４００万円と、人気の淡路島では破格の安さです。
しかしここは法規制により、1棟しか建物が建てられない土地でした。
そのため広大なドッグラン付きの貸別荘とし、１棟しか建てられない難点を逆手に取りました。
これだけの広さのドッグランのある貸別荘はほぼ存在しないため、愛犬家に大人気になっています。

投資回収期間はおよそ４年。
貸別荘バケーションレンタル経営は、集客がうまくいけば高い収益率を期待できます。
売上比で50％超の営業利益（GOP）を稼ぎ出すことも不可能ではありません。

ケース２の施設近隣には、私たちのグループで既に３施設の運営をしています。
また2023年に新たに４施設開業を予定しており、オペレーションを一体的に行うことで運営コストを抑えます。

貸別荘バケーションレンタルにおいては、特定エリアにドミナント展開を行うことで、施設運営がスムーズになり、事業拡大機会の増加につながります。

愛犬に特化したタイプの貸別荘バケーションレンタルが増加しています。
プライベートドッグランなど開放的な施設で、旅館やホテルと差別化しやすい点に気が付いた事業者が展開を加速しており、競争が激しくなることも頭に入れておく必要があります。

しかし全世帯に占めるペット飼育世帯の構成比が12％～13％もあることを考えると、まだまだ供給不足の状況です。
本件のように１，０００坪の敷地に１棟の施設を人気の淡路島で展開できる機会は然程ありませんので、長期間収益獲得に貢献してくれると期待しています。

私たちは、施設開業に至るまで基本的に無償でご相談やアドバイスに応じています。
今回のケースにおける初期投資金額の詳細や損益状況、他の施設の事例をお知りになりたい場合は、ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
ZOOM等でデータ共有や、御社の状況をお伺いしながら、ご面談を進めていければと思います。